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2007年1月

蝋梅が咲く夜明け 

P10106652 今朝は、一段上の農道で日の出を待つ。

蝋梅の少し黒っぽい黄色の花が、夜明けの澄み切った空を背に凛と咲いていました。

P10106632 烏も一羽飛び立っていきました。

今、この青い空気を震わせて“開く花の音”が聞こえそうです。

春を待つ “今が一番いいときかも”

P10106422_1落葉した樹の細い枝枝が重なり、シルバーがかった薄茶色の山がボワッと膨張.。やや肌寒い風が細い枝の間を通り抜けていく。(サンヒルズの駐車場から見える雑木林)

P10106302_1 少し下の雑木林では、蔦に絡まれながら、曲がりながらも伸びていた木が、落葉して広がった空を仰ぎながら、“今が一番いいときかも”と、風を受けて揺れる。

不本意ながらも、いろいろなことが起こったりしますが、蔦に絡まれる木から、“気”を感受。

すばらしい朝焼けに気合を入れて

P10106522 “火の鳥”が翼を広げ飛び立つ様はこんなでしょうか?

こんなすばらしい朝焼けに出会えた日は、妙に気合が入ってしまいます。

1月なのに“庭の草取り”をしました。(霜で草の根が浮いているので、草拾いってとこです)

『・・・でも、やってみたいことは口に出して言うことにしています。願いはかなうんです、なぜか。・・・もちろん、自分が出来る最大限の努力はしますよ。』(女優 山村紅葉:朝日新聞 「口に出せば願いがかなう」)

“言葉⇒言霊だから、言葉には力が込められる。⇒心を傷つける刃となることもある”と、聞いたことがあります。

そして、母に言われたのは、

「いらない心配はするな!人はしなくてもいい苦労もある。でも、心配すると引き寄せるから、思うな。」です。

その後、若い頃の心配事が現実に迫ったとき、母の言葉が思い出されました。

此処は、すばらしい朝焼けに“気”をいっぱい頂けたり、すべてが郷愁に包まれる夕焼けが現れたりと、すばらしい自然を日常的に感受できる南信州です。

“信濃の国”歌えますか?

信州人なら誰でも歌えると言う“信濃の国”、“歌えるさ”と思いきや、意外に1番すらろくに歌えない。

南アルプスの上空(自宅二階から)

P10106272

信濃の国は 十州に

境連ぬる国にして

聳ゆる山は いや高く

流るる川は いや遠し

松本 伊那 佐久 善光寺

四つの平は 肥沃の地

             海こそなけれ 物さわに

           万ず足らわぬ 事ぞなき(浅井 洌作詞)

“物さわに”で引っかかってしまいました。“物さわに”⇒“物さわ”と、覚えてたし、歌っても2番ぐらいまででした。改めて歌詞を見てびっくり、6番まであるんです!

“物さわに”なに?

今のところは、言葉の意味から覚えないと“信濃の国”は歌えそうもないです。

 晩秋のオブジェと真っ赤な唐辛子

P10106152_1 店先で冬の日差しを浴びた真っ赤な唐辛子が目を惹く。(龍江 あざれあ :天竜川温泉港の近く)

“手間隙かけて育ってた唐辛子です!”

そんな農家の人の声が、想いが伝わる真っ赤な唐辛子です。

・・・・・

あ 風

むこうから こっちへ

こっちから あっちへ

ああ ああ ああ 行ってしまった

   「おおい」

   もういちど呼んでみた

日が ふりそそぐばかりであった(秋のまんなかで 工藤 直子)

たくさんの野菜が次々収穫を迎える忙しい秋、畑の隅っこで真っ赤になって農家の人が気がついてくれるのを待っていた唐辛子?

とても、すぐには食べられない!

P10106042  天竜峡では、天竜川に歩道と車道の2本の橋が架かり、その隙間にも樹が起つ。すっかり落葉した枝の先々まで日差しをいっぱい浴びて、春を待っていました。

天竜峡から船下る

P10105832 天竜峡でたまたま見えた小道に入って行くと、ちょうど網を持って下る船頭さんに出会いました。

この小道の先が天竜ライン下りの“天竜峡温泉港”、これから船を出すという船頭さんでした。

お話を伺い、少し危なそうな川岸を上り下りし、船が来るのを待ちました。

P10105922

やがてエンジン音が響き、2人のお客を乗せて前後に一人づつ船頭さんが立った船が下ってきました

“こばやし”(天竜川に架かる橋)を過ぎた頃、ギーコという櫓の硬い音が響いてきました。

天竜峡から唐笠港まで、50分の船旅、1年中船は出ているそうでうです。

天竜峡で天竜川に架かる橋は、見えている“こばやし”(車道)と、ほぼ同じ位置に歩道の太鼓橋“姑射橋”(読めません)が、架かっていました。平日のせいか、すれ違う人もなく静かな温泉街でした。

天竜峡からも風越山が

P10106142 天竜峡のこばやし(天竜川に架かる橋)から上流を見上げると、飯田の名山 風越山が見えていました。

♪・・・

いつの日にか 帰らん

山は青き故郷

水は清き故郷♪

 (故郷 作詞:高野辰之郷 ) 

P10105972 岩棚にしっかり根を張り1本の樹が起つ。冬の日ざしが、広げた枝の葉一枚一枚を春の若葉色に染め、天竜川もコバルトブルーに染まって流れる。(川岸の遊歩道から)

実家の父がまだ元気だった頃、『家を継いでくれるように』と言われた事がありました。

信州に帰り夫の両親に話したら、

『「こぬか三合有ったら婿には行くな!」という言葉がある。』

当時夫は次男坊でしたが、姑の一言が全てでした。

天竜川の流れは、まったく違う遠い故郷へと誘います。

言葉をのみ込む

新たな契約に際し、工藤公康氏

『横浜にお世話になろうという気持ちになるまで、時間はかからなかった。」

と、爽やかに会見。その眼光は力強く、『工藤公康氏はまだ活躍できるし、横浜はいい人を迎え入れたな!』と、感じました。

「心の中核に何を置くのか、そのことが、人生を分けることがある。」新たな選択に対し、「215勝の勝ち星を積み上げた工藤公康であることを矜持として、前を向いた。」と、さらに、「ひとつの言葉を飲み込むか、口にするか。そんなことも、アスリートの人生の岐路になる。」と、(朝日新聞 EYE  ベテラン2人の生き様 西村欣也)

野球界で活躍した実績を誇れる2人のアスリートの一人の工藤公康氏の選択に、“分岐点で何を感じ、どう考えて前に進むか”生き方の美学を感じます。

P10105722 お面(キャノンクリエイティブパークから)。

落としたときは“な~んだ”でしたが、お面と対面しその眼に魅せられました。

現在玄関にはまだ凧を飾っているので、代わりに飾ろうかと思ったけど「こんな眼光で睨まれたら、入ってくる福もはいれんだろう?」と言われ、“なるほど”です。

 違うんですが、たかがお面、されどお面”

    眼光鋭い鬼の面 節分待たずに鬼退治

です

天竜川に架かる橋 天竜橋

P10105712 時又地区と竜江地区に架かる橋

橋げたを見ましたが名前もわからず、側の案内板には、“天竜橋”とありました。

赤い鉄骨の橋ですが、かなり旧く側の歩道部分は、怖くて少ししか歩けませんでした。P10105692 橋の上から見える上流(南原橋から下流)はやや狭い谷間を流れてくることも有り、迫力満点。

橋を下って少し流れたところに船着場 時又港があります。ちょうど下ってきた船でしょうトラックに積まれて、上流へ向かうところでした。後ろの車には船頭さんも見えますから、船下りは始まっているのかな?

此処時又港では、3月上旬初午の日の長石寺で行われる祭りでは、「豊作、厄除け、交通安全を祈願し、神馬に捧げる水を天竜川から汲む神事 通称裸祭り」御神輿を担いだ裸の若者が天竜川に飛び込みます。(飯田市)

また、8月には灯篭流しで、花火大会も行われます。

現在、車を走らせていても空き家が目立つ静かな地区ですが、天竜川が交通の大事な手段だった頃、此処時又地区は交通の要で、栄えていたようです。

また、天竜川沿いの道路は、すぐ下を天竜川は流れているのに見えない箇所が多く、残念だと思っていました。が、かなりの箇所で川岸に生い茂る木々、竹が伐採され、とても明るく見通しがよくなっています。

天竜川の景観が、一層身近になりました。

穏やかな冬の日、早春を思わせる小春日和です。雪を戴いた中央アルプスを背に、風越山が優雅に聳えています。

天竜川 川風は冷たい!

P10105492_1 大寒の日の天竜川

もしかして川下りの船が見れるかもと、天竜川を見下ろせる南原橋(みなばら橋 駄科地区と下久堅地区に架かる橋)に出かけました。

まだ川から吹き上げてくる風は冷たい。

南原橋は、山ひとつを真っ二つに分けて出来た道路の先に架かっています。この道路、路側の斜面はコンクリートが吹き付けられ、歩いている人は余り見かけないところ。

P10105462 ゆっくり自転車を引きながら何気なく見上げると、斜面をチョコチョコ動くものが、じっと目を凝らすと小さな小さな小鳥、

お腹が黄緑色の本当に小さな小鳥です。

   お~い 一羽で大丈夫?

      (チョッコ、ツンツン・・・)

   寒いね。

      (チョッコ、チョコチョコ・・・)

   たまには一人もいいか?

      (オットー!)

   もう少し 、

   春は近いよ!

帰り際もう一度見上げると、吹きつけられたコンクリートのあちこちをつつきながら、落っこちそうになりながら、まだ尾根伝いに動き回っていました。

冷たい風に煽られながらも懸命に餌を探しているような小さな小鳥に“エール”を送っているつもりでしたが、“あー、きっといつかいいことあるさ!”と、逆に“エール”を戴いた。

冷たい川風も爽快でした。

[世界一受けたい授業]から “界最先端医療”に思う

“睡眠不足は、肥満を招く”(『世界一受けたい授業で』日本大学の尾股定夫教授の話)

「食欲をコントロールできなくなる」⇒“食べる”行為⇒とりあえずその場の飢餓感、不安感を埋める⇒肥満

“20代から30代の若者に鬱病を患うものが多い”(朝日新聞)

こんな図式が

仕事のストレス⇒眠れない(睡眠不足)⇒仕事に行けない(自己嫌悪)⇒解雇、肥満

肥満は、医学的には睡眠不足が直接の元凶の様ですが、元をただせば精神的ストレスでしょうか?

“ロボットでの遠隔操作による手術すらできる最先端医療”、驚愕でした。

でも、いづれ身近な医療になる日もそんなに遠くないと思われました。

だからこそ、この最先端医療への今一番の望みは“鬱病への処方箋”です。

P10105643 折り紙 亀(キャノン クリエーティブパークより)懐かしいひと時を思い起こしながら、折りました。

子供たちが幼い頃、積み木、折り紙、綾取りと一緒の時間を過ごした。抱きかかえることでほとんどの不安は解消できた。だが、小学生に成り、子供たちはゲームの虜。親が大事なことを忘れていたのかもしれない。

柔らかな時間をもっとたくさん持てていれば、心の病が軽くて済むのかもしれない。

「過ぎた時間が取り戻せたら、・・・」眠れぬ夜に思います。

天竜川 船が下る

P10105352 天竜川の東側を走っていたら、ちょうど川を下りだす船が見えました。

急いで川原に車を止めましたが、水量が多く流れも速いのか、川岸にたどり着いた頃、船はかなり遠ざかっていました。

P10105362 営業再開か?

魯を漕ぐ船頭さんの鮮やかな水色のはっぴが、印象的でした。

今日は大寒ですが、

昨日の冬探しで、またひとつ“春の兆し”に遭遇。

冬の音

P10105252 2階の窓から見える日の出

久しぶりに冬らしい夜明け

歩くと、芝はサク サク サク サク、

土はザク ザク ザク ザク、

冬の音がしました。

キャノンの「クリエイティブパーク」に掲載されている『ペーパークラフト』の達磨です。

パソコン教室で教えてもらい、作成。

Daruma5 切抜きにも張り合わせにも苦労しましたが、家族にも好評です。

元善光寺にお参り、達磨作り

最近、神様へ大接近。

気のせいかも知れませんが、

“神を信じる”ことで、運命をいい方向へ転換できる力が出てくるような気がします。

“冬探し”日より?

P10105112 まるで春のような朝、あたり一面靄に包まれ、家々の屋根の向こうは、すぐ空。

冬探し

  鴉を真似る九官鳥

(北島 大果          :朝日新聞折々の歌

昨日は、午後になり弱い日差しが差し込んできました。

柔らかい日差しに輝く葉牡丹の露玉、P10105122

岩陰の藪欄には、蕾が上がっていました。これって春の兆し?

子供の頃、故郷佐渡では冬になると家々の軒先からツララが下がり、たまに晴れるとその先端が少しづつ膨らんで、ぽとん、ぽとん・・・、日差しが強くなると、雨垂れのように溶け、その下を濡れずにくぐるのも楽しみでした。

また、裏を流れる小川の取り残された岸の草だって、水に洗われる先っぽは、水しぶきが凍っていました。

暖かい冬は過ごしやすいけど、寒い越後の冬が想われ、“冬探し”したくなるなんとなく春を思わせる昨日今日です。

思いを結ぶおみくじ

古今和歌集の仮名序に、「やまと歌は、人の心を種として、万の言の葉とぞ成れりける」。和歌は人の本性が言葉という形に表れるものだという(「新日本古典文学大系」)

 パソコンで電子の海に組み込んだ

          ホームページは僕だけの船 

           (高3 山崎佳士 現代学生百人1首):天声人語より

Dsc01316 元善光寺の境内には、たくさんの人々に今年の運勢を見せたおみくじが結ばれています。

“運命は変えられるもの”と聞きます。自分の本性を以て“おみくじで示された運命を開きたい”思いが結ばれているように見えました。

ブログを初めて半年過ぎ,“僕だけの船”という気持ちがよくわかります。

まだ、本性が現れる画像というより、偶然取れた画像をアップ、独りよがりのブログですが、ブログをアップすることで“生活のはり”をもらっています。

祈願

Dsc01313 飯田市座光寺の元善光寺 

参道の階段に立つ赤い昇り旗が風にはためき、異空間に誘います。

ご本尊様は阿弥陀如来様

“一度詣れよ元善光寺 

善光寺だけでは片参り”

皇極天皇元年にご本尊様は現在の長野市に遷座され、飯田の方は勅命により木彫で同じご本尊様が残され、『元善光寺』と呼ばれるようになった。(善光寺掲示板)

Dsc01318 ゆっくりと階段を上がると、合格祈願の絵馬、今年を占うおみくじが境内に張られた縄に鈴なり。(他に2箇所も)

神社等に入ると雑念も消え、透明な気分に成れる(言葉が見つからないが、)不思議な空間です。

平成19年は、亥年。

亥年の守本尊は阿弥陀如来様です。

特別ご利益を授かりますようゆっくりお参りください。(元善光寺掲示)

普通日で参詣者もちらほら。

交通安全のお守りと息子の健康祈願のこけしを買ってきました。

2月に、また出かけようと思っております。

冬のタンポポ

P10104862 雪が降ってから初めて、鈴岡城址公園に上がりました。

秋,風が落ち葉を運び込んでいた空堀に雪が少し残っていました。

高台に立つと、

南アルプスが望めます。

そして、

陽だまりではタンポポが咲いていました。

P10104902_1葉を目いっぱい広げて、たった1輪咲いていました。

散ってすがれたたんぽぽの、

瓦のすきに、だぁまって、

     春のくるまでかくれてる、

     つよいその根は眼にみえぬ。

        見えぬけれどもあるんだよ、

        見えぬものでもあるんだよ。(星とたんぽぽ 金子みすず)

春の初めにオオイヌフグリのさわやかな花に出会えると“春が来た!”と、嬉しくなります。が、早すぎるたんぽぽに、ちょっと不安。

“気候の変動の表れ?”

   

武田鉄矢氏が読んだ「桃太郎と浦島太郎」 

桃太郎

浦島太郎

家庭環境

・おじいさんとおばあさんの元に生まれる

母子家庭

出来事

・犬、雉、猿をともに鬼退治に鬼が島へ

・亀を助け、竜宮城へ

武田鉄矢氏解説

・桃から生まれた⇒人と異なる環境に生まれ、おじいさんとおばあさんに育ててもらう。

     「何で自分は人と違うのか」⇒いじめがあった⇒個性の自覚

     桃太郎の格好は今の暴走族スタイル

     犬、雉、猿ともに親に大事に育てられる動物

     竜宮城は四面が春夏秋冬の季節になってるバーチャルな部屋

     接待する乙姫、タイヤひらめ⇒メイドカフェ状態

⇒今のニート状態

     お土産の玉手箱の中は、過ごした時間が詰められていた

     外にエネルギーを発散している暴走族⇒生きる方向が見えてくると社会的大きく貢献できる行動力を秘めている⇒明るい未来が見える

     目を外に向けない⇒“時間だけが経過し”、年をとってる自分に愕然となる可能性がある⇒怖い世界が見える

昨夜の武田鉄矢氏の話で感じたことは、

・昔話の中では、大人に言われて主人公が行動を起こすのではない。

鬼退治に行ったり、修行に出かけたり、主人公たちはある日突然、行動を起こしている。「ずーと食べて寝ていた“三年寝太郎”」の様に周りの大人は待つ。

現在の「“いじめ”、青年の“引きこもり”」等の真実、そして、子育てのヒントが、昔話の中で見えていました。

昨夜の武田鉄矢氏、茂木健一郎氏の話から、自分も“見方・感じ方”を少しでも変えられたらと思っています。

P10104892雪化粧の 南アルプスの山々を仰ぎ、深呼吸

飛行機雲が広がった今日

P10104852 三日市場に上がると、南アルプスの方角から何本も飛行機雲が広がっていました。

テレビ番組『世界一受けたい授業!!』から

武田鉄矢氏は

かさ地蔵⇒「かさが売れなかったこと(失敗)で、帰り道で降りしきる雪の中の地蔵様に気が付き、売れ残りの傘をかぶせてあげる(新しい見方)できたおじいさん」の話

同様に「桃太郎、一寸法師、浦島太郎」日本昔話を題材に新しい読み取り方を気づかせてくれました。

なかなか物を柔軟に捕らえることは、云われれば納得ですが、難しい。

また、脳科学者茂木健一郎氏

「現代人は、恐怖を感じることが少なくなっている。恐怖は脳の栄養素。いろいろ想像することが、生きていくうえで必要。知識が邪魔をする。思い込みを外して、感じることが大事」と、話された。

自分は小さな枠内で生きているが、もっと脳を活性化できれば、もっと違う世界が開けてくる。今の悩みが、悩みでなくなるかもしれないということは感じることができました。

広い空に憧れ、逃避している気がしていましたが、“この広がる空を心の栄養素にしたいものだ。”と、感じています。

天竜川  たそがれる空に誘われて

P10104762たそがれる空に誘われて、天竜川へ。

あわや暮れる寸前、落葉樹の枝越しに名残の空が見えました。

P10104722 (“川面が染まるかも”と、期待したのですが、残念。また、逆光で手前が暗くなってしまいました。上流の写真と同じ時刻です)

川は時又へ流れてゆきます。

初めて天竜川の近くの村に引っ越した夜、夫は職場の歓迎会に出かけ留守。

疲れてむずかる息子を背に川岸を歩きました。

         ♪ねんねん ころりよ おころりよ 

                  ぼうやは よいこだ ねんねしな♪

いつしか流れる川音が海鳴りに聞こえ、涙があふれてきました。3月の終わりの頃でした。

いつかテレビ番組で「子守唄は子供の心を育てる」と話されていたのを聞いたことがあります。子守唄は、唄う母の心も癒してくれる気がいたします。

今もあの頃と変わらず、天竜川はとうとうと流れております。

故郷の景色

P10104522_1 天竜川の東側 下久堅地区をどんどん上に上がりました。

いつも見慣れ、見上げていた風越山が、中央アルプスに平行に連なる峰の中に。

P10104442 側の木の芽が

凍っていました。

この雄大な景観から誇り高い信州人気質が育まれてきたんでしょうか?

   ふるさとの山に向かいて

   言ふことなし

   故郷の山はありがたきかな (石川 啄木)

我が家は転勤族、子供の“故郷の景色、味”は、何だろう?

春の上高地、冬の乗鞍?

“故郷”として残るのは、特別イベントの景色ではなく、毎日何気なく見ていた景色じゃないだろうか?

雄大な景色を見ながら、考えてしまいます。

下伊那の奥は深い

P10104542 天竜川の東側 下久堅地区から龍江(江戸時代から今田人形浄瑠璃が守られ受け継がれている地区)へ向かうトンネルの入り口に大きく今田人形が描かれていました。

此処を抜け天竜川へ。(時又)

P10104602船くだりの船着場に小船が1隻クレーンに繋がれています。

上空ではとんびが1羽旋回中。

川に平行に引かれた線路を電車が走っていきました。

最近やっと飯田市近郊のおよその地形が解りかけてきたのですが、

まだ“天竜川を中にして、中央アルプスと南アルプスには挟まれた飯田市”ぐらい。

下伊那の奥は深く、自然も豊か、まだまだ見たこともない景観に目を見張ります。

特に空模様は綺麗で、今年は“夕焼けは撮らないでいたい”と思うのですが、余りの綺麗さに負けそうです

思えば遠くへ来たもんだ

障子越しに強い朝日が差し込んできたので、風越山を見に外へ出ました。

Asayake_fuuetuzann_1 朝焼けに輝く風越山(画像をクリックしてください。大きくなります)

昼頃もっと間じかに見たくて、三日市場(伊賀良地区)へ上がりました。

P10104242 暮れに見に来たときはたくさん残っていた柿の実もなく、連なる雪山 中央アルプスを背に風越山が迫ってきます。

♪思えば遠くへ 来たもんだ

   振り向くたびに 故郷は

 思えば遠くへ 来たもんだ

 遠くなるような気がします♪

今頃、故郷の海岸通りは、波の花が風に舞う季節。そして、荒波がかかる岩場しか生えない岩海苔が、冬の懐かしい味です。

♪思えば遠くへ来たもんだ 

  この先どこまでゆくのやら♪ (「思えば遠くへ来たもんだ」―海援隊)

朝日に輝く雪山を仰ぎ、故郷を思います。

赤い絹のマフラー

Akaimafura_2絹のマフラー  新年早々ベトナムへ出かけていた夫のお土産  

全体的に南の人はのんびり暮らしているようで、そんな中でよく働いていたのが女の人、喫茶店等でハンモックに寝そべっていたのは男の人だったとか。

そして、スリムな人が多く、特に女の人はアオザイを着て、髪を長く伸ばしているのが印象に残ったようです。また、年よりも余り見かけなかったとか。

高度成長真っ只中のベトナム、国花ははすの花

花は年中咲いているんだとかで、まだまだ“あくせく動き回らなくても暮らしていける” その日本にはない緩さは、話を聞いただけでは、ちょっとうらやましい。

 どんな女(ひと)の手仕事でしょうか?

 鮮やかな朱色が嬉しい。

P10103862 昨日の夕暮れて

今日は薄曇り、

風越山は雪が降っているようで、まったくその雄姿は見えません。

雪が消える前に

Yukigesiki_5 粉雪が舞う早朝庭へ出て、新聞配達人の足跡を避け、庭石伝いに歩いた

サク サク 

軽やかな音が、あたりに響く。

明るくなってからまた外に出ると、雪質も変わってきたのか、一足ごと雪がきしむ。

ふわふわ落ちる雪で白く膨らんだ枝先の一つ一つから、ドウダンツツジの赤い芽が顔を覗かせています。

   ♪こんこん こんこん ふれふれ 雪

    ずんずん ずんずん 積もれよ雪

    声なき リズムに乗り

    愉快に おどりながら

    ふれふれ いつまでも

    ふれふれ 屋根までも♪ (雪のおどり 油井 圭三作詞)

南信は、3時過ぎには上がり青空が見えました。

早朝足元で響いた音が,耳に残っています。

やはり、歩くなら早朝の雪がいい。

冬は早朝が一番

Yukigesiki 雪降りの朝で、見慣れた山々が有るべき場所に見えない。

学生だった頃、母と善光寺通りを歩いていたら

「どこを見ても山ばかりで、息が詰まりそう!」

と、根を上げた。

海を見て育った自分はいつの頃からか閉塞感も感ぜず、少しでも見えるかと山々の方角を眺めます。

  冬はつとめて。

  雪の降りたるは、いふべきにもあらず。

  霜のいとしろきも。

    また、さらでもいと寒きに、

    火など急ぎ熾して、炭もて渡るもいとつきづきし。

  昼になりて 温く緩びもていけば、

  火桶の火も 白き灰がちになりて わろし。(枕草子 清少納言)

P10103752昼頃より霙となって、

昨日見つけた初咲きビオラが冷たい雨に打たれています。

冬景色は早朝が一番。

月が煌々と輝く凍てつく朝

P10103612

もくもくと立ち上がる近くの工場の煙

此処下伊那でも、時に禁を破って焚く家もありますが、家庭ごみの焼却は禁止されています。

風や雲が有ると其処に目を奪われ、さして気にはならないが、“毎日こんなに吐き出されていたのか?”と、眺めてしまいました。

この煙を出している工場と山の間を天竜川が流れています。

       大鯉の 

       屍見にゆく 

       凍てのなか(朝日新聞 折々のうた 飯田 龍太)

P101036325 凍てつく花トラノオ(左は秋の画像)

障子越しにも月が見える

♪月の砂漠を はるばると旅の駱駝が 行きました♪

障子を開けると、月が煌々と輝いておりました。

♪砂丘を越えて 行きました 

        黙って超えて 行きました♪(月の砂漠 作詞 加藤まさを)

もうすぐ十五夜でしょか?

冬篭り

P10103492 穏やかな仕事始めの朝、

上空では、清々しい風に雲が舞う。

  訪い来るは

  古人のみなり

  冬篭り

( 朝日新聞 折々のうた  志城 柏 )

大岡信氏の解説に、“俳人としてではなく、本名 目崎徳衛の名は平安朝文芸を知る程の人なら誰でも知っているはずだ。”と有り、本が紹介され、最後に“本人は小千谷生まれ”とありました。

昨年ブログを始めて、偶然たどり着いたのがホームページ「雪割草と山野草」(http://www10.plala.or.jp/nakayuki/)小千谷の方

  “越後は雪の季節を目の前に、暗い長い冬がやってきます。雪国の妖精といわれ
  る雪割草の花が咲く、暖かい春を待ちながらジッと我慢して冬を乗り越えようと思
  います。”と(暮れのコメント)

子供の頃、雪でも降れば唯一の交通機関バスは動かず、手っ取り早い手段は歩くことでした。(越後の佐渡生まれ)

私たち子供が家を離れるようになると、「誰とも話をしない日も有る。『おお、今日は話せなかったなあ!』と、声を出してみるんだ。」と母

自分が帰郷したのは年一度、顔を見るなり、帰る日を思い涙ぐんだ母。

そして、そんな母の気持ちがわかる今の自分

  訪い来るは 古人のみなり 冬篭

句が、身に沁みます。

P10103532 庭ナズナ 一見 とてもか弱くみえる花

花の勢いは落ちていますが、霜枯れすることもなく

この寒さに耐えて咲きます。

果てしない夢

P10103402 庭の敷石の間の苔の中から、芽ぶいて来た松

此処を居場所と決めたらしく植え替えようと引っ張ったが、抜けない。

テレビで観た“アンコールワットの遺跡の一部を飲み込んで、抱え込んでいる木のように、”いつかこの敷石や縁石を飲み込んで聳えてくれるかも。

小鳥は 小枝の天辺に、

子供は木陰の鞦韆(ぶらんこ)に、     あの木は、

小ちゃな葉っぱは 芽の中に。    あの木は、

                       うれしかろ。(木 金子みすず)

P10103382

今朝の日の出

新年早々、この小さな松の幼木と果てしない夢を見ます。

冬花火

P1010296567 2006年から2007年への瞬間、澄んだ冬の空の下天竜川の川原のどこかで大音響とともに花火が上がった。

遠いので、煙も臭いも伝わってはこない。

二人の息子がまだ幼い頃、信州の南端 天龍村平岡に住んでいた。

天竜川の川原で上げる夏の花火は、大音響を立てて頭上に上がった。初めこそ次々上がる花火に歓声を上げているが、そのうち大音響だけが響き、あたり一面に花火の煙と匂いが充満した。

   ・・・

   遠い日にあげた、

   花火の匂い、

   なつかしくにおふ。(花火 金子みすず)

真夜中の塀の上で、一人冬の花火を眺めた。

遠くで上がる冬の花火は綺麗というより、厳かでした。

飛翔

P10103312 2007年 元旦の青空

大空に広がる雲のように

舞う鳥のように

“千の風”のように

気持ちだけは自由に

凹んだときも、

“きっといつか いいことがある”と信じて

過ごしたい!

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