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2007年7月

「びしょびしょ」の朝

P1040504jpg_________m赤蜻蛉は まだびしょびしょの空の中 :小檜山 繁子

『乱流』所収。赤蜻蛉には秋の青空が似合うが、今しがたまでの大雨が上がった直後の空に、早姿を現した赤蜻蛉をとらえている点、着眼点が面白い。「びしょびしょ」という日常会話風の言い方を「空」の形容として使い、新味を出した。:解説 大岡信

昨夜は、雷注意報が出る大雨に見舞われました。まさに「びしょびしょ」の空を仰いでいると、雲間から日差しがこぼれそう。今朝は、明るい曇り空です。

P1040498jpg_______m新春 を飾った桜草の新芽も瑞々しい。

夕暮れ前外にでると、風に乗りトンボ一匹が飛んでいます。(赤蜻蛉はまだ見ていません。)

雨上がり ボルトニアも開花

P1040486jpg__________m2 朝からの雨も上がり、山々の谷間からいっせいに 白い霧が立ち上がり、木々の緑とのコントラストが綺麗です。(東の山々)

P1040489jpg____________m   < ボルトニア > キク科 ボルトニア属

別名 ボルドー菊、アメリカ菊
学名 Boltonia asteroides.
種類 宿根草
草丈 50~70cm
花期 7~8月
花色 薄紫色

P1040494jpg___________m 此の一輪は直径5cm,茎の上部で次々花が開くので、その重さに茎は次第に傾いできます。

此花は、場所を選ばないし、花病害虫にも強い。また、野草のヨメナ、都忘れと同じような花が咲き、シオンほど賑やかではないところも気に入っています。切り花としても楽しみます。

長い間名前が分からないままできましたが、“昆布 様”より情報を戴きました。

瑠璃色の花が映える朝曇り 

P1040458jpg___________m 不来方(コズカタ)のお城の草に寝ころびて

空に吸われし十五の心  

  石川啄木(「一握の砂」所収)

今日も朝曇り、

空を見上げ夢を見たときは、遥か遠い日のことですが、いつもの日々が始まる前に、気持ちは空を舞い上がる鳥に重ね、上空で開放です。

P1040476jpg__________m < ルリタマアザミ  >
別名 ウラジロヒゴタイ エキノプス
学名 Echinops ritro
科名 キク科ヒゴタイ属
種類 多年草(耐寒性)
草丈 60~100㎝
花期 6~9月
花色 濃青 薄青
 

P1040475jpg________m

ぎざぎざのアザミのような葉、硬い茎の上部で球を覆うとげとげの一つ一から、小さな瑠璃色の花が顔を出し、薄紫のベールをまとう花。

半日影に植えたところ、伸びに伸び、見上げる高さで花を付けました。

広大な空、小さなピーマンの花どちらも魅惑的!

P1040419________s_t 昨日の夕方、東の山際にたくさんの入道雲が、もこもこ湧き上がったように広がっていました。

家の上空、入道雲の一つが夕日に染まっています。西の山際は、周囲の空に後光が射すように光が射して沈んでいきました。

最近朝雲りで、日中は爽やかな風が吹きます。

空は

われわれの時代の漂流物でいっぱいだ。  田村 隆一  

             (「精選折々のうた」大岡信著;朝日新聞社)

見上げている空は、神域ではない。いまや、たくさんの漂流物があるという。それでも、空は魅惑的です!

P1040456_______s__t ピーマンの花:小さな白い花の中をのぞいたら、雌しべが不気味な青でした。

空の隙間にゆっくりと日が沈む

Dsc01600jpg_________m 柔らかな夕焼けです。

“ひるからよるになるとき そらのすきま”(おくりもの みやざきひろかず)に、ゆっくりと日が沈む。

見上げる人を優しさと言うオブラートで包みながら、空をモノトーンに染め、ゆっくりと日が沈みます。

花心が尖がるミニトマト

P1040404jpg________m 今年のミニトマト

昨年は野種の苗(前年のトマトから発芽)でしたが、甘さが足りなかったので、今年は新たな苗です。

P1040413jpg_______m とんがった花心は、開くことなく花に包まれ実が見えるまでくっ付いているように見えます。

P1040402jpg_________m_1ちょっと変わった細長いトマト、葡萄の房のようになり、上から熟します。

今日は気持ちよい風が吹く日、収穫の本番はこれからです。

ゼフィランサス(玉すだれ)外敵はカタツムリ

P1040340jpg________m タマスダレ(玉簾) Zephyranthes candida.

ヒガンバナ科
雨が降った翌日に花が咲きやすくレインリリーとも呼ばれます。

思いがけないところで、一輪開花。

外敵はカタツムリ、日中は隠れているが、早朝這い出して、葉をどんどん食べてしまう。

群生している玉すだれの根元には、びっくりするくらいカタツムリが隠れています。

花も葉も夕方になると閉じて朝を待つカタバミ

P1040375jpg______m <イモカタバミ(芋片喰)>  カタバミ科  

 学名:Oxalis articulata
 別名:フシネハナカタバミ(節根花片喰)
 花期:春~夏

名前の由来:夕方になると葉を閉じる就眠運動をし、その葉を閉じた姿が小葉の一方が欠けたように見えることによる。

花茎が細いので、少しの風にも揺れるかわいい花ですが、凄い繁殖力。花に任せるとあちこちに種が飛び、どんどん増殖。一株くらいが綺麗です。

P1040385jpg_________m_2

<オキザリス(アオイカタバミ)>

花色は、純白ではなく、うっすらとピンクを感じる白ですが、繁殖力は弱く、あまり増えない。

清楚で、少し寂しげな花です。

名前が判明、ヒキノさんに教えていただき、再度図鑑で調べたら、<オキザリスの花の色は桃、紅、白色などが有り、中心は黄色となる。雲天や夜間は、閉花する。>です。

P1040407jpg__________m

夕方になると花は閉じ、7時過ぎには葉裏を合わせるように閉じていました。(8/24:19:4)

P1040408jpg_________m 早朝の葉は、もう開いています。(8/25:4:44)

涼やかにヤブラン 

P1040392jpg__________m<ヤブラン(山菅)>ユリ科 ヤブラン属

薄紫色の蕾が、葉の濃い緑に映え、涼やか。

季候が合ったのか例年になく花茎が上がりました。

ぬばたまの 

黒髪山の 

山菅(やますげ)に、

小雨(こさめ)降りしき

 しくしく思ほゆ

   (柿本人麻呂歌集より)

やっと花の色が見える画像が取れました。

らせん状にほどけながら くちなしの花

P1040364jpg________m <くちなし>アカネ科 

名前の由来:黄色っぽい実が裂けないことから“口なし”と言われる。

花は次第に汚れた黄色に変色、咲いた花があまりにも純白だから、変色する花柄を摘み取ろうとするが、毟るようにしないと取れない。左隅のような茶色になると、スーと取れる。

花びらは、汚れながらも子供を慈しむ母のようにP1040249jpg___________s 実を包む。

らせん状にほどけながら、一つの蕾が開花を始めています。

雨に濡れても美しい花、近寄れば微かな芳香が漂います。

昨年秋は、ツマグロヒョウモンチョウの食草となり、枝だけになっていた。

今年また咲いて嬉しい花です。

天竜川の流れも平常に近づき、ミズヒキが咲く

P1040352jpg_________m_1

今朝の天竜川(南原橋から)

先日の長雨のときはほとんど沈んでいた中州が、だいぶ姿を現しています。

P1040341jpg_______m2_1<ミズヒキ>双子葉植物離弁花 多年草 タデ科
花 期   7~9月
花の大きさ  2~3mm
丈 40~80cm  

名前の由来  がく片の色のぐあいで、花が上から見ると赤く、下から見ると白く見えることからこの名がついたといわれている。

P1040361____2s 確かに、下から見上げると、白く見えます。(接写は、どうしてもボケてしまう)

図鑑を開くと花期が7~9月と有りますが、夏のぎらぎらした日差しは似合わない。なんとなく秋の花と思っていました。

収穫!

P1040328jpg____m 最近の日中は暑いのでよく早朝に花の手入れをしたり、草かきをします。

雨上がりの畠は、草も元気でしたが、二十日大根も食べごろでした。

今朝早速、葉は味噌汁に、赤い大根はきゅうりと一緒に塩もみでいただきました。

新鮮な野菜は、それだけでご馳走です。

P1040333jpg____m 庭に回ると、ツマグロヒョウモンチョウの雄が、タピアンの花でひらひら。画像は持っているけど、つい一枚。自分に気負いがないと不思議です。蝶は撮らせてくれます。

P1040180jpg____________m 今年初めて出会えたベニシジミ、近寄れないし、羽を開いたら飛び立つしで、これは、やっと撮れた一枚です。(7/11の画像)

いい事が朝から二つもあったから、今日の運は、使い切ったかもです。

今日は大人しくしていよう。

 早朝のムラサキツユクサ

P1040300jpg_____m 霧の中、雌しべの黄色が鮮やかです。

<トラディスカンティア・レフレクサ> ツユクサ科 原産地 ;北アメリカ  和名;ムラサキツユクサ       
    
P1040294jpg________m

花びらが開いたが、 花心まだ

P1040311jpg_______m  雄しべの花糸に多数の紫色を呈した毛が密生しているという。

今年2度目の開花です。

飯山の紫陽花寺

台風4号が通り過ぎた17日飯山へ出かけました。近くでも土砂崩落や床下浸水の被害がでていましたので、果たして飯山まで道路が無事繋がっているか?一抹の不安を抱きながら車を走らせました。高速道は、近代科学の粋を集めているだけに無事、沿道の地区も見る限りでは、無事のようでした。

Dsc01528 さて、飯山の高源院(山ノ内町 戸狩)、紫陽花寺です。

Dsc01527 先代の住職の奥様が30年前から植え続け、現在は紫陽花寺と呼ばれるほど、紫陽花が溢れるお寺でした。

Dsc01536 やはり地震の爪あとは此処にも有り、六地蔵の一体が倒れたり、壁にひび割れや小さな欠落が有りました。

Dsc01548 紫陽花の花が溢れるお寺です。

のこぎりそう 咲き方で違う風情をかもし出します。

ヤローホワイト(ヤロウホワイト) P1040269jpg_______m 子供の頃から、“ノコギリソウ”として普通に見てきた花

松本にいたときの庭の片隅で咲いていた花、朝露に濡れ、思わず見とれる風情です。

<ノコギリソウ> キク科ノコギリソウ属
学名 :Achillea mellefolium
別名 :西洋ノコギリソウ 
羽衣草
原産地 :北アメリカ ヨーロッパ
草丈 :40cm~1m                                   

・寒さに非常に強い植物で、乾燥気味を好み夏の高温多湿を嫌います。

・晩秋には全草を刈り取ります。

・ハーブとしても利用法
乾燥した花と葉は強壮、発汗、食欲増進作用がありますのでハーブティ-に、若葉はサラダにしたり、ゆでて食べます。

・名前の由来:ギリシャの医師アキレスにちなむ名で、此の医師が此の草に薬草的価値を最初に発見した人と言われている。(園芸植物名の由来)

P1040209jpg________m ヤローローズ(ヤロウローズ)

大株になっているので、此処だけ華やかです。

ノコギリソウは、咲き終わった花の茎をかなり刈り込むと、また、新しい茎を伸ばし霜が下りるまで咲き続ける強い花です。

P1040212jpg_________m_1

何年ぶりかに佐渡に帰ったら、咲いていた花。母がいる頃は、白いノコギリソウが咲いていました。

夏が近づくと、どこの家の庭もいろいろの花が賑やかに咲きます。グラジオラス、紅白の団子花、夏菊、盆花、ノコギリソウ、ルドビキア・・・と、庭を眺めるガーデニングとかじゃないんです。

佐渡はお盆の三が日は、夕方になると家族そろってお墓参りに出かけます。身なりも正し、丹精込めて作った花を抱え、お重にお米を入れ、やかんを持って、村中の人が海沿いの墓地へ墓参り。あちこちで懐かしい人に出会え、挨拶を交し合いながら賑やかなお墓参りです。

白いノコギリソウも此の夏の墓参りのための花でした。

台風一過

P1040268jpg_______s 台風一過、4日間も降り続いた雨にいつも見える中州も、ほとんどが水没していました。あまりの広大な天竜川に南原橋から眺めているだけで、めまいがしてきます。P1040261jpg_________s 特に下流は岩にぶつかり白波を立てて、流れていました。

P1040252jpg_________s 今朝の夜明けは神々しく、段丘の一段上に上がりました。上空に風が有り思うものが撮れない。家に引き返し自転車で天竜川を見に出かけました。早朝4時からうろうろしました。

ダチュラも激しい雨に翻弄されています

P1040194jpg_________s 今年もダチュラ咲く季節がやってきました。

咲き始めると連日の如くかぐわしい香りと大きな花で人目を惹き付けますが、今朝は台風4号に翻弄され、咲いた花は地面に落ちたくさんの蕾はしっかり苞の中。

P1040203jpg________sダチュラ;ナス科チョウセンアサガオ属

学名:Brugmansia

和名:朝鮮朝顔(チョウセンアサガオ)

英名:ソーンアップル,エンゼルストランペット

別名:曼陀羅花(まんだらげ)気違茄子(きちがいなす)
      

原産地:中南米・インド ・中近東

6~10月くらいに咲き、大きなトランペットのような花を沢山咲かせます。

また、全草(根・茎・葉・花などすべての部位)にアルカロイドを含む有毒植物

花:大輪で、花の淵をうっすらと薄紫色に染めた蕾が、夕方から開きます。とてもタフな花で、一晩に十個以上咲かせることも有ります。

咲き終わると花は変色しながらもイガイガの実になるまで、だらしなくしぼんだ風船のように苞からぶら下がる。咲く様は、同じ夕方から咲く月下美人と同じなのに、ちょっと全体としては泥臭い花です。

長岳寺Ⅲ 望郷の鐘

P1040220jpg_________s 長岳寺の山門を潜ると、右側、真っ赤な鐘楼の中に“望郷の鐘”が有ります。

中国残留孤児の帰国にご尽力された山本慈昭翁は、長岳寺の前住職。

もう何年も前のことですが、仕事を通し帰国子女のご家族に接したことが有ります。孫に当たる子供たちは、勉学に対する熱意が有り、日本語を見る間に吸収していきました。親たちは、また、必死に働いておりました。

P1040219jpg_____s

残留孤児を取り巻く環境は、山崎豊子著『大地の子』以上の過酷さだったかもしれません。様々でしょうが、生き抜く強さを支えた一つは“いつか日本へ帰りたい”という熱い思いだったでしょうか?

P1040234jpg_________s帰国事業に国が取り組む前から、自費で行っておられた山本慈昭翁の碑が、沙羅双樹の木の傍に建立されていました。

長岳寺Ⅱ 平家物語にでてくる「沙羅双樹」の花見たこと有りますか?

P1040235jpg________m今、駒場にある長岳寺の境内で、沙羅双樹の花が咲いています。

「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響き有り 沙羅双樹の花の色 盛者必衰のことわりをあらわす」と、平家物語にもうたわれた『沙羅双樹とは此の木です」と言う看板が有りました。

P1040228jpg_______m_1沙羅双樹 について調べると夏椿 別名「シャラ」と言う木が有ることがわかりました。

夏椿:落葉性高木 ツバキ科                                    学名:pseudocamellia(プセウドカメリア)
別名 :シャラ
原産地 :日本
草丈 :10m~20m
ナツツバキ(シャラノキ)花びら:5枚でフチが細かく縮れたごく浅いフリル状になります。 

ナツツバキは、夏に椿に似た花を咲かせるところに由来                                                  別名のシャラノキ(沙羅木)は仏教において聖木とされる沙羅双樹(さらそうじゅ)にちなんだ名前ですが、沙羅双樹という別の木があり「ナツツバキ=沙羅双樹」と扱うのは正確でないと考えられます。ちなみにはプセウドカメリアは、「にせのツバキ」という意味です。(ガーデニングの総合百科「ヤサイイエンゲイ」より)

また、「お釈迦様は、沙羅双樹の木の下で悟りを開いた」と、有ります。

そして、“平家物語に登場する沙羅双樹は、ツバキ科落葉樹の「ナツツバキ」のことです。”とも有りました。

P1040238jpg_________s ともあれ、平家物語にでてくる沙羅双樹の花が、長岳寺の境内で咲いています。

木の下にはたくさんの花が落ち、そして朽ちております。花の盛りで、夜に落ちると言う。花の美しきゆえに、朽ちるとき一層哀れを誘います。(平家一門の栄枯盛衰に重ねて、)

武田信玄終焉の地Ⅱ 長岳寺の十三重の塔

P1040213jpg_m下伊那郡にある「信玄が火葬にされた」という長岳寺」に行ってきました。

「此の寺は、信玄公が野田城からの帰途、この駒場の山中でなくなられ、当長岳寺にひそかに運び込まれ、こっそりと火葬にされたお寺です」

P1040232jpg_______m_1 「四百年祭に火葬塚より灰を移し、供養塔にした」十三重の塔

更に153号線を南下した根羽の横旗には、武田神社が有ります。

武田信玄は信州侵攻により、此の南信州の人々の心のおく深くまで入り込んでいるようです。

P1040236jpg_________m_1 今、NHKの大河ドラマの影響で訪れる人が多いのか、いたるところに分かりやすく書かれた看板や有名人の碑が立てられていました。

風に逆らわず、

P1040134jpg________s ツマグロヒョウモンチョウ(雌)

P1040138jpg_____s_1 蝶には暴風並みの風、逆らわず花となり揺れる蝶、近づく自分の気配も消えていたのだと思います。

P1040130jpg_________s 昨年、蝶の幼虫に食べつくされ枯れるかと思っていたくちなし、蝶を誘うようにまた咲き出しました。

夕暮れ時 時間もゆったりと流れる

P1040111jpg_____s2 P1040108jpg__________s

天竜川は大きく曲がって、天竜峡へ流れ

堤防の上、線路に平行してねじり花が群生しています。

雑草の中、何がツンツンしてるのかと近寄るとねじり花、これが自然なのかも知れません。

Yuuyake_2 夕暮れ時、電車も家路に向かう人を乗せ走り抜けていきました。(電車を追いかけたら、散歩中の人も入ったのでぼかしました、・・)

川風に吹かれて

P1040103jpg___2 昨日の夕方、時又の天竜川の堤防沿い、

1時間ほど経つた頃、夕日が山際を染めて落ちていきました。P1040101jpg_________s

河川敷を埋め尽くすカヤの中で盛んにチチチ・・・・・、ヨシキリのさえずりか?

伸びた雑草の柔らかな緑に一輪のカンゾウが見えます。

川風が気持ちよく、つい長居をしました。

ギボウシ咲く朝

P1040061jpg______s ギボウシ(ギボウシ/擬宝殊): ユリ科

日本、中国、朝鮮半島が原産の多年性

名前の由来:蕾が和風建築の欄干飾りに似ていることから

花言葉:沈静

花の寿命は短く一日でしぼんでしまうために「デイリリー」という英名があります。
花だけでなく葉にもきれいな白や黄色の斑が入り鑑賞価値が高い。

山菜として若い芽を食用にする品種もあります。
地方によって呼び名はまちまちですが「うるい」と呼ばれる山菜はこのギボウシのことです。
よく育てられる品種の中に”オオバギボウシ”と”コバギボウシ”の2つの系統があります(ガーデニングの総合百科「ヤサシイ園芸」より)

一番に咲くのが、此の斑入りの“コバギボウシ”。

P1040070jpg________s松の下で半日影なので、蕾が出始めると茎は光を求めぐんぐん伸る。

花の命は本当に短いのですが、ふっくらとした蕾が早朝の光の中で薄藤色に柔らかに開く。

斑入りの葉は、割と繊細で、他の植物が覆いかぶさると茶色く変色、ちょっと気難しい花です。

子供の頃、小学5年になると他地区の統合された小学校まで4KMぐらい通います。勿論徒歩です。佐渡は全てと言うぐらい海岸沿いのわずかな平地に民家がひしめき合っているので、田んぼと海の間の車道が、通学路。帰りは道草三昧。

あるとき、帰り道でのどが渇いたので、沢に下り水を飲んでいると、山草に詳しい友達が、げぶき(オオバギボウシ)が食べられると教えてくれ、大きい葉を抱えて家に持ち帰ったら、母が混じっていたわずかなミズナを見つけ、「こんだこっちをな!」と言われた。・・・その後もまだギボウシは食べたことがない。

ねじり花の咲く堤防下

P1040058 川下に見えるのは、弁天橋

堤防沿いの下にも遊歩道があったので降りました。

P1040042jpg_________s 野いちごが延々真っ赤に実って食べごろです。堆積した土砂の堤防側に何十メートル?豊かに実ってます。昔なら、キット子供のおなかを満たしたでしょう!

P1040038jpg__________s偽アカシヤも豊かに実をつけています。ハナズオウと同じような実です。

P1040059jpg__s “弁天橋付近の川幅は狭く(97メートル)洪水の際は、相対する上郷、喬木村が湛水の原因に成っており、明治22年堤防工事に着手、その後昭和36年の大水害の復旧と河川改修工事により弁天橋付近は大きく変貌した。”(地名が語る伊那谷の歴史より:南信州)

降水後の天竜川は、表情が一変し白波を立て流れくだる、恐怖です。一方、平時は鮎釣り人が腰まで水に浸かりながら糸をたれ、観光客を乗せて船が下ります。

ねじり花が咲く天竜川の堤防 

 高木の伊久間の堤防に立つと天竜川は、ますます広大に流れていました。 

P1040033jpg_______s 堤防の斜面には、可憐なねじり花、赤つめ草、白つめ草が咲いています。

川上に見えるのが阿島橋、川幅は、近くの南原橋の倍以上あります。P1040046jpg________s

堤防からさらに防波堤2本が伸びています。天竜峡からずーと川を見てきましたが、防波堤が突き出ている堤防は初めて。川幅が広いことからも、ひとたび大雨ともなれば、水流が怒涛と成って押し寄せるのでしょうか?P1040050jpg_______s

堤防の上には下伊那指折りの書家田中節山書の堤防完成記念碑がたち、堤防の下には守られて農地が広がっていました。

P1040049jpg______________s赤つめ草の白い花 、初めて見る花です。

時々あちこち歩きますが、堤防の下にもたくさんの驚きが有りました。

野底川森林公園 ヒヒ退治の地 姫宮神社

P1040015jpg_s 野底川の流れを見たので、帰ることにしました。

P1040017jpg_s 沿道の林を眺めながら下りてくると、小さな神社が、見えます。姫宮神社です。上るときは気付かなかったのですが、ゆっくり走ったおかげです。P1040016jpg_s

岩見重太郎 ヒヒ退治之地

野底の姫宮は人里はなれ、昔は大木生い茂り昼尚暗く寂しい所であった。

祭りのとき、白羽の矢が立った家では、そのお社に年頃の娘を人見御供に奉るのが例になっていた。

旅の侍(岩見重太郎と言われている)が通りかかり様子を尋ね、娘に代わり人身御供となって悪者を退治したのがヒヒであったと伝えられている。

「一寸法師も鬼退治をし、・・・」と、よくある昔話が此の地にも有りました。退治されるまで人身御供となった娘たちを祀っているのか?岩見重太郎に感謝のお社か?分かりません。

下伊那地区には他にも森林公園は有ります。が、野底川森林公園は深い森の持つ神秘性が有り、整備管理されていますが、植林された木々は自然に帰ったような林になっていました。まだ、まだ、奥は深い森ようです。

野底川 森林公園へ!Ⅱ

P1040010jpg_s_1 野底川森林公園に、旧高陵中学校の校舎が移築され、市内の中学生の林間学校のベースになっているようです。

校舎の前に軽トラが一台、

「こんな雨の中、どうした?」とでもいう風に窓越しにこちらを見ておられる人影が見えます。(午後から本降りでした)

P1040011jpg_s 更に上る、道一杯の大鳥居を潜り 八王子神社へ向かいました。

P1040012jpg_s 森閑とした境内に、池のそばの紫陽花が彩りを添えています。車の中から社殿の裏を見ると御神体が安置されていると言う建物が見えましたが、激しい雨に、今回は断念。P1040014jpg_sjpg_k_1

更に上がる。やっと野底川の流れを見ることができました。こんな上流でも、かなりの水量で清流です。

野底川森林公園は自然の森に入るような雰囲気の公園でした。沿道はヒノキや杉、松が植林され気持ちのいい林が続く。いまや定番のマレットゴルフ場も有りましたが、此処は少々荒れ気味でした。飯田市内から車で15分ぐらいですが、川原に作られたマレットゴルフ場のように開放感がないから、マレットゴルフをする為にだけわざわざ訪れる人は少ないのかもしれません。

「癒し」と言う言葉がはやっているが、近松は「慰み」が大事だと常に言っている。虚と実の間に慰みがある。(「虚実皮膜論」の解説より 斉藤孝 声に出して読みたい日本語4 )

“鳥居を潜ること、山へ分け入ること、川原へ下りる、空を見上げる・・”ことで、神の領域_虚と実の世界が一体となった場に入り、無意識のうちに浄化されていたのか!斉藤孝氏の解説を読みながら、思いました。

わかめの新鮮な香りを楽しむ

P1040031jpg_s 故郷から、新わかめが届いた。早速ご近所に“故郷の味”を説明つきで配って歩きました。

『食べる寸前の味噌汁ができたら、乾燥わかめを挟みで切り入れ、さっと沸騰したら直ぐ火からおろす』と、わかめは緑色で、懐かしい磯の香りが鼻腔を擽ります。

子供の頃、夏といえば海でした。稲穂が出る頃になるとくらげが押し寄せてくるので、それまでの短い間、海は子供たちの遊び場、歓声が響きます。木製の桶(昔の銭湯の桶を大きくしたような桶)を持って家の裏の岩場を下ると海です。観光地ではなかったので、ほんの近所の人が行く海です。岩場で、磯物を採ったり、潜って海草やサザエや貝を採りました。

ジャン・コクトーは貝のからで海の響きを懐かしんでいる。私は新わかめで磯の香りを味わいながら、故郷で過ごした日々を懐かしみます。

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